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  • Albertaurus

vol. 9 Y.K.さん

By T.K.

Y.K.さん

宗教学専攻・政治学副専攻 3年

今回は、UAJSAでイベントを企画するY.K.さんに話を聴きました。


高校の交換留学でエドモントンへ

Y.K.さんが生まれ育った北海道とアルバータ州は姉妹協定を結んでおり、公立高校の生徒を毎年互いに送りあっています。幼いころ近所に住んでいたカナダ人の存在や元々英語が得意科目だったこともあり、この制度を利用することを決めました。高校1年生のときに交換留学生として2か月間エドモントンの公立高校で学び、そこでアルバータ大学の存在を知りました。これをきっかけとして、海外の大学を進学の選択肢として考えるようになります。元々国際教育を重視する日本の大学を検討しており受験勉強も併せて続けていましたが、2年生の終わりごろにはアルバータ大学に進学することを決断しました。


3月に日本の高校を卒業した直後にエドモントンに戻り、こちらの語学学校で8カ月間英語を学びました。日本の受験英語ではカバーしきれない、小論文を書く力などをここで学んだことが、年明けに大学に入ってから訳に立ったそうです。


演劇学から宗教学・政治学へ

Y.K.さんは小さいころから演劇を見ることが好きで演出や舞台裏のことについても興味があったため、入学当初は演劇学の専攻を考えていました。しかし、1年目に幅広い分野の授業を履修するうちに、日本でも少し興味があった宗教学と政治学のおもしろさに気が付きました。

日本では海外の動向に関する情報が限られてしまい、政治学は難しそうという漠然としたイメージしか抱いていませんでした。しかしカナダでは、多国籍の学生・教授層や英語の汎用性のおかげで、カナダの内政だけでなく自然と世界規模の視野で物事を見られることで、日本では特段深い興味がなかった分野も違って感じられたのではないかと分析しています。主に興味のある分野は国際関係論で、世界各地で話題になる出来事が起こった過程や背景、またなぜ国によって報道のされ方が異なるのかを比較して考えることが好きだそうです。

一方、宗教学は日本ではなじみが薄いこともありY.K.さんも学問として意識することはありませんでしたが、世界の宗教について独自に調べて知識を蓄えることはしていました。学問として宗教学を修めている現在は、多くの経済や政治、社会的な物事の背景に宗教が根強く存在することに気が付き、学問としての重要性を認識するとともにその奥深さに魅力を感じているようです。


もちろん、演劇への興味を失ったわけではありません。Y.K.さんは自由時間も舞台鑑賞に費やすことを趣味としており、ブロードウェイがエドモントンで公演をする際に足を運んだり、国内トップレベルであるアルバータ大学の院生による演劇を観覧したりして楽しんでいます。


Y.K.さんの関心分野の話を聴いていると、Y.K.さんはカナダという視点から世界中に散らばる差を探して調べることを楽しんでいるように感じられました。私たちが生活するカナダという国は、人種、ジェンダー、言語、国籍、性的指向などの様々な違いを尊重、そして歓迎する国です。他者をよく知り、自らとの違いをよく知ることは、自分自身を見つめるうえでの大きな手助けをしてくれます。そして、その違いがあってもよい違いであれば相手を尊重し、是正すべき違いはなぜ起きたのかを考え、どのようにその差を縮められるかを考える。こんな作業に、カナダは適している場所だと感じました。私とY.K.さんは似た分野に興味をもっているので、今後ともこのような話をしてお互いに理解を深め合うことができればよいと思っています。

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