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vol. 3 - Saaya H.

By T.K.


Saaya H. さん

生物学専攻・2年生




私、T.K.のインタビュー第一号は、UAJSAの創立者で現Co-presidentの一人のSaaya H.さんです。小学4年生から大学進学まで家族でマレーシアに住んでいたというユニークな経験を持つSaayaさんにお話を聴きました。

「来年、マレーシアに行くよ。」

唐突にご両親からそう聞かされ、小学校4年生の始めに家族でマレーシアに引っ越したSaayaさん。まだ幼かったからか、あまり不安はなかったそうです。マレー語と英語を外国人に教える学校に通いながら、在外邦人向けの通信教育で国語や算数の勉強をしました。2年後にはマレー語もかなり上達し、マレーシア人と同じ学校に編入しました。いくら若いとはいえ、現地の子どもたちと一緒に学校に通えるほどのレベルまでたったの2年間で言葉を身に付けたとは、脱帽です。

国際バカロレア


Saayaさんは、日本の小学校6年生と中高に相当する計7年間をマレーシアの公立校で過ごしました。マレーシアの高校を卒業して大学に入るには、pre-universityと呼ばれる学校でさらに1年半から2年くらい勉強するのが一般的です。Saayaさんは、このときに国際バカロレア(IB)のプログラムに出会います。ボランティアなどの課外活動が充実していることやディスカッションを多く取り入れた授業に惹かれ、IBを提供しているインターナショナルスクールに編入します。医学系の進路を何となく考えていたものの、本当に自分がやりたいことがわからなかったSaayaさん。考えている進路に関わらず文系・理系の科目を広く履修できることも、IBの魅力のひとつだったそうです。

「何かインパクトに欠ける1年間だった」

1年生を終えて一時帰国したSaayaさんの正直な感想です。友人にも恵まれ、幸先良い大学生活のスタートを切れていましたが、もっと成長できると感じていました。そこで、同じ志を持ったTokoさんと共にアルバータ大学に在籍する日本人の学生コミュニティーを立ち上げることに決めました。夏休み中に日本で開催された帰国生向けの就職セミナーに参加したSaayaさんは、カナダの他の大学の学生が日本人学生団体で多くの情報を得ていることに気が付いたそうです。しかし、アルバータ大学に在籍する日本人の学生の数は相対的にあまり多くなく、日本人の学生団体はありませんでした。アルバータ大学においても日本で就職する学生も多い中、日本人の学生同士が交流を深め刺激し合ったり、情報交換できる場所の必要性をSaayaさんは強く感じたそうです。

1年を振り返り、自分自身に及第点をに与えながらも「まだ何かできるのではないか」と伸びしろを探すことを忘れない謙虚さは私が見習うべき点だと話を聴いていて感じました。「インパクト」なしの人生では満足できないその姿勢には尊敬の念を堪えません。

「成功するのは、どんな環境においても努力してきた人」

「環境を嘆くのが嫌」というSaayaさんは、自分でそんな環境を変えようと思ったそうです。しかし、一朝一夕に学生団体を立ち上げることはできません。そこで始めたのが、Tokoさんと2人の共同ブログ“Albertaurus”です。もともと文章を書いたり情報を発信したりするのが好きな2人は、アルバータ大学の日本での知名度を上げる目的でブログを始め、かつ同時進行でUAJSAの創立に向けて動き出しました。自分の思い描いたものが少しずつ実現していく様子がわかるのが、とても楽しかったそうです。

「私の卒業後も続けたいと思ってもらえるか」


UAJSAの今後について聞くと、こう語ってくれました。「どうしたら参加してよかったと思ってくれるだろうか?」といつも考えてUAJSAの活動に取り組んでいるといるSaayaさんは、チームとしての成長を通してこそ自分の個の成長が得られると感じています。 意外にも、自分自身のことを恥ずかしがりだと分析しているようです。新しい人に出会って刺激を得るのは楽しいと感じつつも、人前で話すことへの苦手意識があるのだとか。最近はそんな自分にチャレンジを課し、来年度始めにカナダに到着したばかりの留学生をサポートするボランティア活動に参加することを決めました。UAJSAを始めたことで、自分ひとりで無理にすべての分野をカバーしようとするのでなく、仲間同士で足りないところを補いあえばよいと改めて感じているそうです。

UAJSAを通してチームを信頼することを再認識できたSaayaさんは、卒業するまでに今持っている苦手意識を払拭することを目標にしているそうです。何事にもベストを尽くすだけでなく、何をすれば自分や周囲が成長できるかを考える姿勢にはいつも感服させられます。また、私はいつもSaayaさんの気配りに助けられていて、同い年とは思えないその周囲を観察する能力にはただただ頭が下がるばかりです。今後とも、お互いを高めあいながら共に成長し続けられることを楽しみにしています。

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