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vol. 2 T.K.

By Saaya


T.K.さん

政治学専攻・1年生



「なんか緊張しますね〜」と少し照れくさそうに微笑みながら、今回のインタビューに応えてくれたのは、Albertaurus運営メンバーの一人でもある、政治学科1年生のT.K.さんです。

高校卒業から約2年間のギャップ・イヤーを経て、アルバータ大学に入学。そんな一味違う経験をされたT.K.さんとのインタビューでは、英語に興味を持つきっかけとなったエピソードや高校生時代の経験、バックパッカーをしたこと、そしてその経験があったからこその今をお話してくれました。

T.K.さんが初めてカナダを訪れたのは、高校1年生の夏休み。2週間ほどのホームステイでした。当時から英語がすごく好きだったと話すT.K.さんに、英語に興味を持ったきっかけを尋ねると、心温まるエピソードを話してくれました。お母様が学生時代に知り合ったアメリカ人家族とスカイプでビデオ通話をした際、「英語が地球の向こう側で話されている言語じゃなくてとても身近なものとして感じられた。日本で育ったのに英語で他の国の人と喋れるのはかっこいい」と、若干タジタジではあったものの英語を喋るご両親の姿を見て、当時小学6年生だったT.K.さんは、自分も英語を喋れるようになりたいと思ったそうです。

「今行かなかったら、一生後悔すると思った」

カナダでの2週間のホームステイを終えた1年後、T.K.さんは、高校2年生の1年間をカナダで過ごすことを決意しました。「クラスメートのほとんどが大学進学に向けて受験勉強を始める高校2年生から1年間カナダに行くのは、すごく迷ったし、両親にも最初は反対された」と話すT.K.さん。それでもカナダ行きを決めたのは、「今行かなかったら、一生後悔する」という直感だったそうです。その1年間のカナダでの高校生活を通して、日本国外での大学進学を視野に入れるようになり、そのまま高校卒業までカナダに残るという選択をしたと話してくれました。移民の子どもたちの学習サポートをするボランティア活動など、日本の高校では出来なかった経験を通して沢山のことを学び、勉強以外のことにも自分の時間を使えることに喜びを感じ、ここで日本に帰ってしまうのはもったいないという気持ちがカナダに残る選択をした理由だったそうです。

「自分の足で歩いて、現地の人とバスに乗った。バックパッカー時代の経験があったからこそ、講義で教授が話す内容をより身近に感じることが出来る」

現在1年生のT.K.さんですが、昨年9月、アルバータ大学に入学するまでの約2年間、ギャップ・イヤーを経験されています。ギャップ・イヤーを取ることになった経緯やその経験が大学生の今どう役に立っているのかについてもお話を伺いました。

「もともと鉄道や旅行が好きだったから、いつかは、世界一周旅行をしてみたいと思っていた」とカナダの高校を卒業後ギャップ・イヤーという選択をした経緯を丁寧に話してくれました。高校生時代、“Social Justice”という倫理の授業で扱った「貧困」や「環境問題」などの世界中で起こっている様々な問題を通して、世界や政治のことに興味を持ったことがバックパッカーをしようと思った理由のひとつだったと教えてくれました。

高校卒業後、一年間カナダで仕事をしてバックパッカー資金を集め、東南アジア11カ国とヨーロッパ3カ国を周ったそうです。「地図を見て、実際に自分の足で歩いて、移動には公共交通機関を使った」そんな体験を通して、より世界のことや政治に関する興味が深まったとそうです。また、そんな経験があったからこそ、大学生として政治や世界を学ぶ今、講義で扱う内容は、ただ教科書に載っている物としてだけでなく、自分が訪れたことのある土地に関する知識として理解が深まるのだと話すその姿を見ていると、その「学び」の姿勢に、同じ大学生として、とても頭が下がる思いになりました。

「今ある社会をみんな変えたいと思っているのに実現しない。それはどうしてなのか。その疑問が政治学を学ぶ原点」

最後に、T.K.さんが専攻している政治学について伺いました。「『貧困』や『差別』がある社会を変えたいと願っている人たちのほうがきっと多いと思う。でも、いつまで経ってもなくならない。それは、どうしてなんだろう」という疑問が、政治学を学ぶ経緯だと、心なしか他の話題の時より少し強い表情で話してくれたのがとても印象的でした。

「だから政治学だけじゃなく、歴史学、経済学、社会学も自分の問いに答えるためには必要だと思っている」と話してくれたT.K.さんは、Majorである政治学の他にも歴史学、経済学、社会学、国際学、言語学など5つの異なる分野をMinorとして取っているのだとか。

政治学の講義で行われる世界の時事情勢に関するディスカッションが特に楽しいと話すT.K.さん。最近の楽しみは、図書館でひたすら興味のある本を読むこと。寮に住んでいることを「『知識の宝庫』のとなりに住んでいる」と表現し、「とてもありがたいし、今しか出来ないこと」だと学生としての日々を大切に過ごすT.K.さんとのインタビューは、筆者にとって、とても有意義な時間となりました。同じアルバーダ大学の学生として、これからも色々なことを話し、考え、切磋琢磨していきたいです。

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