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vol. 12 Rian

By Saaya


Rianさん

4年生・教育学部



今回のHumans of Albertaは、Rianさんです。

2018年のUAJSA発足当時からイベントコーディネーターとして沢山のイベントを企画、実行してくれたRianさんは、今年、無事に学位を取得し、アルバータ大学を卒業されます。

2016年秋にアルバータ大学に入学して以来、学業だけでなく、色々なことに挑戦してきたRianさんとの対談は、友人、そして後輩である私にとって、大学生活というものを見つめ直すきっかけになりました。そして、Rianさんがお話してくれたことは、これから大学生になる方たちにとって、大学生活をより有意義なものにするためのヒントが隠されているはずです。


アルバータ大学にした理由

「正直に言うと、当初はアメリカの大学に行きたいと思っていた。でも、学費や治安なども考慮した結果、カナダの大学という選択になった。大学選びは、志望していた教育学部を中心にカナダ国内でのランキングが高いところをピックアップしていき、その中でも順位が高かったアルバータ大学に決めた。」

― 当初志望していたアメリカの大学でなく、カナダの大学へ進学。振り返ってみた時、この選択について何を思うのか伺ってみました。

「まったく後悔はない。当時の自分にとって、留学=アメリカだった。振り返ってみれば、そこまで考えてなかった。

カナダに来てみて、人も温かいし、ご飯も美味しい。よかったと思う(笑)」


幼稚園児のころに描いた夢

― 教育学部の初等教育学科に在学していたRianさん、初めに教師を志したのは、なんと幼稚園児の頃だったと話してくれました。

「ずっと先生になりたかった。幼稚園児だったころからずっと幼稚園の先生になりたいと言っていた。幼稚園が大好きだったのもあるし、兄妹も多くて、妹や弟の面倒をみていたことも関係していると思う。

幼稚園の先生を目指していた私にとってアルバータ大学は貴重な存在だった。カナダ国内で初等教育(Primary Education)に特化した学科を持っている大学が以外にも少なかった。」

― 大学3年生の時に参加した教育実習を通して、本格的に小学校教員を目指すようになったというRianさん。幼稚園児のころから抱いてきた将来の夢を大学生になるまで変わらず持ち続けていたことに関して、一度も心が揺らぐことはなかったのか伺いました。

「絵を描くことも好きだし、ダンスも習っていたから、画家やダンサーになりたいなとは、人生の節目節目で思ったこともあった。でも、現実的に考えると、画家やダンサーで食べていけるのは一握りの人たちだけ。

一番下の弟との年の差が10才あって、弟が生まれてからずっと小さい子と関わって生きてきた。だから、子供と関わることに関しては自信があった。だから、『好き』としてだけじゃなくて自信があることを職業にしたいと思った。」


入学当初の英語力

― アルバータ大学に在学している日本人正規留学生には、インターナショナルスクールの出身や高校からカナダへ留学していて、英語力という面においてあまり苦労しない学生もいます。

Rianさんは、在スイスの全寮制日本人高校を卒業後アルバータ大学のBridging program (アルバータ大学のランゲージスクールから学部編入を目指すプログラム)に入学。高校の英語の授業は、ネイティブスピーカーの講師によって行われていたことや入学当初のIELTSスコアが5.5あったこともあり、自分の英語力に関してあまり不安はなかったそうです。

「でも、カナダについてみると、まずタクシーの運転手さんに自分が行きたい場所を伝えられない、寮についてもスタッフの人とコミュニケーションがうまく取れない。聞き取りも出来ない、自分が言っていることも伝わらない。どうコミュニケーションを取ればいいのかわからなかった。」

「4ヶ月間のBridging Programを通して、リスニング力は上がったし、クラスメートと英語で会話ができるようになった。でも、英語力が飛躍的に伸びたなと自分で感じられるようになったのは、学部編入したあとに取った演劇(Drama)のコース。そのコースに、自分と同じ教育学部の生徒がいて、仲良くなった。その子とずっと話していたら英語力がすごく伸びた。その演劇のコース自体もプレゼンテーションをする機会も多くあって、それもまた英語力がアップした理由かな。」



大学生じゃなくなる今だからこそ思えるのは、大学生だからこそできることが沢山あるってこと。

― 大学生活において「こんなことやってみたい」と思っていても「勉強する時間がなくなる」や「自分には出来ないかもしれない」という気持ちが足かせになって中々新しいことに挑戦することが出来ない学生もいると思います。

学業以外でも、大学の留学生センターでのボランティアや模擬国連など、積極的に様々な活動に参加していたRianさん。色々なことに挑戦するマインドセットやその活力がどこからくるものなのか聞いてみました。

「周りに流されることが多かった中学生時代。そんな自分が嫌で、変えたかったということもあってスイスの高校に入学した。高校に入った時に『どういう自分になりたいか』ということを考え始めた。『積極的に色々な行事や活動に参加できる人間がかっこいいし、そういう人間になれたら自分が好きになれるんじゃないか』と思った。でも、自分では色々とやったつもりだったけけど、毎年、『あれやればよかった、これやればよかった』と沢山の後悔があったのが高校時代だった。そんな風に絶対になりたくないと思ったのが大学生。

それでも、大学1年目は、ボランティアくらいしか始めることが出来なくて、同じ後悔をしてしまった。だから、2年目からは、『少しでも興味があったらやる』って決めた。躊躇してしまう前に、瞬発的に決断することを心がけた。初めてしまえばきっとなんとかなる精神で色々やってみた。


私は、何に対しても後悔したくないんだと思う。悩んでやらなかった後悔よりも、自分の最善を尽くしてする後悔のほうがきっと質のいい後悔だと思える。

大学生じゃなくなる今だからこそ思えるのは、大学生だからこそできることが沢山あるってこと。」



Learn from your mistakes

― 沢山のことに挑戦するということは、その分挫折や葛藤もあったはず。 そんな時、どうやって乗り越えてきたのでしょうか。

「やりたいことがあって、applyしたけど受からないことも沢山、沢山あった。でもそこで、くよくよ悩んでいたらそれこそドツボ。きっぱり忘れて、次に進みたいからネガティブなことにはとらわれないようにしてる。先生としての自分のフィロソフィー的にLearn from your mistakes;『何かに失敗することは悪いことじゃない』ということを伝えていきたいと思っているから、自分自身もダメだった時はそこからどう進むのかを考えるようにしてる。」

― 上へ上へ続く階段を上がる途中でたまに2、3段間違えて降りてしまっても、また上の段へ足を進めることはできるのだから、迷わずに進んでいけばいいのだと、そう思わせてくれるRianさんのお話。こんな素敵な考え方を持っている先生に巡り会える将来の生徒さんたちを少し羨ましく思います。


点と点がつながったUAJSA

― 大学4年間を振り返って、何が一番印象に残っている?という質問に、「UAJSA!」と即答してくれたRianさん。「いやいや、気使わなくてもいいよ〜笑」という私に対して、「充実してた」と答えてくれました。

「振り返ってみて、(UAJSAでイベントコーディネーターを始めてからの)1年が一番充実していたと思う。International Students Servicesでボランティアをした3年生も濃かった。そのボランティアがきっかけで夏のResearch Assistantのアルバイトの話ももらえた。またそれがきっかけとなって色々なコネクションも作れた。

でもそのコネクションを次どうやって繋げていこうかわからなかった。UAJSAに入ったおかけで、どう繋げたらいいかわからなかったコネクションを使ってイベントを企画して人を集めたり、また新しい繋がりを持つことが出来た。そういう面でもとてもスッキリできた一年だった。点と点が繋がる感じで、大学3年間一人でやってきたことがUAJSAを通して他の人に繋げることが出来た。」


後輩に伝えたいこと

― 最後になにか後輩に伝えたいことはあるかと尋ねると、「恐縮だけど」と前置きをして話してくれました。

「楽しんでほしいね。大学ってどうしても学業優先になっちゃう。親からお金をもらってる身っていうのもあるから、学業を優先するっていうことは、とってもとっても大切なこと。でも、やっぱり、(学業以外でも)学生だからこそできることって割と沢山あるから、沢山の経験を積んでほしい。人生を楽しんでる人って誰から見ても魅力的だと思う。色々挑戦することで沢山の繋がりもできる。うん、楽しんでほしい。」



― 約40分間にわたるRianさんとの対談を通して、その考え方やモチベーションに対して沢山の共感や尊敬の気持ちを抱きました。努力家で常に笑顔で周りを思いやることが出来る大切な友人であるRianさんとの対談をこうして皆さんと共有できることをとても嬉しく思います。

Rianさんは、アルバータ大学を卒業後、メキシコにあるインターナショナルスクールで小学校教員として新しい生活をスタートさせます。幼い頃からの夢をまさに今手にしようとしている友人の姿をとても誇らしく思います。

大学卒業、おめでとうございます。


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