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独学で極める!留学のための英語

by E.O.


 英語圏への留学を志す方々のために、英語の学習方法について語ろうと思います。


筆者の英語力


日本生まれ日本育ち(=「純ジャパ」)

19歳 TOEIC 895(L 435、 R 460)

23歳 TOEFL iBT 100 (R 26、L 26、S 23、W 25)

25歳 アルバータ大学に長期留学


 英語について言えば、私は中学と高校で教わること以外はすべて独学で身につけました。またアルバータ大学に来るまでの私の海外経験といえば短期の旅行くらいしかありません。ですので、以下の内容は多くの方にとって参考になると思います。


語学の概論


 英語に限らず、外国語は

(1)発音の学習

(2)文法の学習

(3)大量のインプットとアウトプット

の順番でこなすのが良いのではと私は考えています。日本の現在の英語教育では(2)以外は不十分です。


 外国語の習得には時間と労力がかかります。とりわけ英語のように日本語から「遠い」言語の場合は、発音と文法の学習に膨大な労力がかかります。毎日欠かさず練習を重ねることが重要です。


ネイティブスピーカーは必要か

 現在のところ、言語の音源はインターネットで簡単に手に入ります。このため、少なくとも英語のようなメジャーな言語に関しては、ネイティブの指導はなくとも問題ないと思います。

 実際、私はTOEFL iBTで100を取るまでは対人で英語を喋ったことがほとんどありませんでした。(私がどのようにスピーキングの練習をしたのかは後述します。)


発音

 

 言語は音声です。外国語の学習においては、できるだけ早い段階で正しいアクセント(発音)を身につけるべきです。

 正しい発音が身につくと、その言語の話者として自信が持てるようになります。また会話の上達がわかりやすくなるため、語学の勉強が楽しくなります。

 発音が悪くても伝わっていれば良い、などという開き直りは好ましくないと思います。正しい発音は、一緒に会話する相手にとって快適です。正しい発音の勉強は、聞き手に対する思いやりです。

 英語の発音を矯正するための本は日本の書店で多数売られているので、好きなものを選ぶと良いでしょう。(私が昔使っていた本は松澤喜好『英語耳』の旧版です。標準的な内容で、悪くないと思います。)


辞書

 中型の英和と中型の和英、学習者用の英英の3点をはじめに揃えると良いでしょう。高価であっても信頼できるブランドのものを使うべきです。


電子辞書 vs 紙の辞書

 紙の辞書よりも、スマートフォンやタブレットの辞書アプリまたは電子辞書を使うべきです。

 紙の辞書は音声の読み上げがない、例文検索ができない、という2点が致命的に不便だと思います。特に音声の読み上げは、発音の難しい言語(英語がそうです)を学習する際に重宝します。

 ちなみに「周囲の表現が目に入るから紙の辞書の方が良い」などという言葉は、デジタルの辞書に不慣れな人による的外れな批判です。


文法

 日常会話以上のレベルを目標とする場合、なるべく早い段階で文法を一通り学んでおくべきです。ただし、文法の知識は読書や会話練習など、実際の運用の中で大きく鍛えられます。初級レベルで細かい知識を暗記するのは、かえって非効率です。

 高校で習う英文法を大体覚えている場合、文法書は必要ないと思います。英文法の解説はインターネット上に山ほどあります。細かな文法事項はインターネットで検索して調べる方が、文法書を参照するよりも手軽です。


語彙

 外国語の学習に単語帳は必要ないと思います。日々の学習の中で出会う未知の単語・表現を辞書でチェックしていくだけでも、語彙の強化には十分です(ただしこれは、日々の学習の中で大量に読む・聞くこと、また辞書をこまめに引くことを前提としています)。


読書

 高いレベルで外国語を習得しようとする場合、読書が不可欠です。読書はリーディングの速さと精度に決定的な影響を与えます。また、スピーキングやライティングの基礎になります。

 英語での読書に不慣れなうちは小学校高学年向けくらいの本から始めると良いと思います。『洋書ファンクラブ』(https://youshofanclub.com)でヤングアダルト(YA)に分類されているものがそうです。

 はじめのうちは児童書でも1ページ読むのに3時間以上かかったりしますが、それはごく普通のことです。この段階では辞書を引きながら丁寧に「精読」するべきです。段々と速く読めるようになっていきます。

 上級レベル(TOEFL iBT 100程度)到達が目標であれば、100万語を目安に読むと良いでしょう。このくらいの分量に達する頃には、ネイティブスピーカーにほとんど負けないくらいの速さで英語を読めるようになります。


リスニング

 教材はESL Podcastを中心にするとよいと思います。数年前に有料になってしまいましたが、課金する価値はあると思います。節約したい場合は別の教材を探しましょう(VOAなどが有力か)。

 音声のある教材を利用する場合は、スロー再生で全文を丁寧に(意味を噛み締めながら)シャドウイングして、気になる表現に出会ったらその箇所をディクテーションして覚えていく、という流れが良いでしょう。


スピーキングとライティング

 英語には、口語と文語の間に文法上は大きな差がありません。上級レベルに達するまでは、スピーキングは「素早い」ライティングだと考えても大きな問題はないと思います(上級レベル以上ではこの二つは明確に違うのですが、ここでは詳しく書きません)。

スピーキングの訓練には「独り言」が効果的です。独り言で話せるのであれば、対人でも問題なく話すことができるものです。

 無料の教材としては、京都大学の青谷先生が作成された以下のファイルがおすすめです。

http://aoitani.net/TOEFL_Speech/TOEFL_Speaking.doc

 独り言による練習では、完璧な発音・文法・語法で文章を組み立てて話す練習をしましょう。このため、辞書(特に和英)を何度も参照します。

同じ内容を何度も復習すると、似たような内容はすらすらと話せるようになります。これを沢山積み重ねれば、どんな状況でも流暢に喋れるようになります。


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